4月の兵庫鉱工業生産2カ月連続で減少 基調判断「持ち直し」据え置き

20180620鉱工業生産グラフ

 兵庫県が20日に発表した3月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は前月比1.5%低下の102.6と、2カ月連続で生産が減少した。一方で兵庫県は生産活動の基調判断を、前月と同じ「持ち直しの動きがみられる」に据え置いた。業種別の生産指数でみると主要9業種のうち低下は3業種だったが、比較的ウエートの大きい輸送機械工業などが大きく低下したのが響いた。

 主要9業種では、鉱工業生産指数に占めるウエートが比較的大きい「輸送機械工業」が14.0%低下、「電気機械工業」が10.9%低下と大幅に下げた。「食料品工業」も小幅に低下し、鉱工業生産指数を押し下げた。輸送機械工業では鉄道の旅客車、舶用ディーゼル機関などが減少。電気機械工業では、リチウムイオン蓄電池の生産が増えた半面、開閉制御装置やクッキングヒーターなどが減少した。

 半面、鉱工業生産指数のウエートが最も大きい「はん用・生産用・業務用機械工業」は3.2%上昇と小幅な伸び。次にウエートが大きい化学工業も1.4%上昇と、小幅な伸びにとどまった。

 同じ月の全国統計では、経済産業省が16日に発表した3月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)確報値が前月比0.5%上昇の104.6だった。

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