兵機海運株、連日の大幅高 「今秋にも日朝首脳会談」の報道で高値更新
- 2018/06/15
- 11:56
午前の東京株式市場では兵機海運(9362)が連日の大幅高。前引けは前日比423円(17.64%)高の2821円と、東証2部の値上がり率ランキングで2位になった。一時は2890円まで上昇し、2017年10月1日付で実施した株式併合後の高値を3日ぶりに更新した。15日付の各紙朝刊などで今秋にも日朝首脳会談を開催する方向で調整に入ったとの報道が相次いだのが、新たな買い材料と受け止められたようだ。
同社が過去に、子会社を通じて日本と北朝鮮の間に不定期船を運航していたことから、北朝鮮関連として連想買いが続いた。米朝首脳会談前である5日に動意付き、9営業日で6割強上昇しており、過熱感は強まっている。ただ、このところ日経平均が2万2800円近辺のボックス圏で推移し、方向感を欠く動きを見せる中、短期の値幅取りを割り切った個人投資家による買いも増えているもよう。
同じく北朝鮮関連とみられた伏木運(9361、東証2部)、リンコー(9355、同)も大幅高。
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