神栄、マレーシアで試験機を製造 包装貨物用を7月から、需要増見込む

20180614神栄の放送貨物用落下試験機DT-80M

 神栄は14日、傘下の試験機メーカーである神栄テストマシナリー(茨城県つくば市)がマレーシアで現地生産を始めると発表した。第1弾として包装貨物用の落下試験機を7月から製造、出荷する。東南アジア内での物流の活発化で、貨物が受ける衝撃への対策が必要になり、試験機の需要も増えると判断した。マレーシアから東南アジア全域に出荷する計画だ。

 東南アジア諸国連合(ASEAN)では2015年に「ASEAN経済共同体(AEC)」が発足。加盟する10カ国の間で関税がほぼ撤廃された。同地域では経済成長もあって、家電など工業製品の物流が活発化。落下試験機の需要も伸びるとみて現地生産に踏み切る。まず既存の試験機よりも機能を絞り込み、価格を抑えた「DT-80M」(写真=神栄テストマシナリーの発表資料より)を製造する。

 需要動向を見極めながら、現地で製造する機種を順次増やす計画という。現地ではコンデンサーなどを製造してきた「シンエイ・カイシャ・エレクトロニクス」(ジョホール州)で製造。マレーシアは東南アジアでのメンテナンスの拠点にもなる。

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