フジッコが大幅に反発 好業績期待などで1カ月ぶり年初来高値 

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 12日の東京株式市場ではフジッコ(2908)が大幅に反発した。終値は前日比122円(4.48%)高の2843円だった。一時は2847円と、5月16日に付けた2816円を上回り、およそ1カ月ぶりに年初来高値を更新した。このところ2019年3月期の好業績期待などを意識した買いがじわじわと入り、戻り歩調をたどっていた。このため下値の堅さを好感した買いが集まったもよう。

 5月29日に日本経済新聞(電子版)が「フジッコは食べきりサイズに小分けした総菜『おばんざい小鉢』シリーズを増産する」と足元の好調を伝えて以来、株価の底堅さが目立っていた。一方、12日朝に史上初の米朝首脳会談が始まると、主力のハイテクや自動車などが利益確定の売りに上値を抑えられる展開。いったん2万3000円を一時回復した日経平均株価も伸び悩む中で、相場全体に左右されにくい食品株で比較的流動性の高い銘柄として物色された面もあるようだ。

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