アーバンライフ、今期純利益6.2倍に上方修正 本社入居のビル売却

20180530アーバンライフ業績予想グラフ

 アーバンライフは29日、2019年3月期の連結純利益が前期比6.2倍の31億円になりそうだと発表した。従来予想の4億5000万円から大幅に上方修正した。同社の主力賃貸物件で、同社の本社も入居する「東神戸センタービル」を売却。固定資産売却益34億円を、今期に特別利益として計上するため。

 東神戸センタービルの売却で累積損失を一掃し、自己資本を増強するのがねらい。賃貸事業による収入は減少するが、今後は中古マンションの買い取り再販売を伸ばすほか、以前の主力事業だった新築マンション開発の再会も検討するという。

 売却先はSAハーバーブリッジファンド(東京都新宿区)で、売却額は明らかにしていない。29日に売買契約を結び、6月22日の引き渡しを予定する。

 売上高は14%増の36億円、営業利益は34%減の3億1000万円を見込む。従来予想の41億円、5億4000万円から下方修正した。東神戸センタービルの売却により、賃貸収益の減少が響く。

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