近畿経済産業局、地元企業の「SDGs」取り組み紹介 6月6日に神戸で

20180528貿易センタービル

 経産省の近畿経済産業局は6月6日に、地元企業のSDGs(持続的開発目標)に関連する事業を各地で紹介するセミナー「関西SDGsキャラバン in 兵庫」を神戸商工貿易センタービル(神戸市中央区、写真)の会議室で開催する。スポーツ用品大手のアシックス、釣り具の卸売りなどを手がける「ささめトレーディング」(丹波市)、魚介類を養殖・加工する「播磨海洋牧場」(姫路市)がそれぞれ自社の取り組みを説明し、参加者の間でSDGsに関するノウハウの共有などをめざす。

 SDGsは2015年9月の国連総会で採択され、貧困や環境、人権、働き方などの問題解決に向けた17の大きな目標(ゴール)を掲げる。近畿地方では企業や非政府組織(NGO)、研究機関、自治体、政府機関など多様な組織に参加を呼びかけた「関西SDGsプラットフォーム」(事務局・国際協力機構関西センター=JICA関西、近畿経済産業局、関西広域連合)が17年12月に発足。その分科会である「関西SDGs貢献ビジネスネットワーク」の第1回会合を18年3月に大阪市で開いていた。

 そうした動きの一環で、経済産業局などが各地の企業の取り組みを地元企業の間で共有する「キャラバン」を近畿各府県で企画。第1弾として兵庫県で開催する。当日は3社の取り組みに加え、基調講演を神戸大の小川真人副学長が担当するほか、JICA関西の西野恭子所長が支援制度を紹介する予定だ。

 参加希望者は専用サイトで申し込む。参加料は無料。定員は先着100人だが、席は埋まりつつあるという。終了後は同ビルの24階にあるレストランで交流会も予定する。交流会の参加費は3000円。

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