神戸製鋼の石炭火力発電所、環境アセス手続き終了へ 評価書の確定通知受け取り

 神戸製鋼所は、同社が子会社を通じて神戸市灘区で計画している石炭火力発電所について、経産省に提出していた「環境影響評価書」の確定通知を22日に受け取ったと発表した。確定通知は、環境面での配慮を審査した結果、環境影響評価書の修正などを必要としないことを示す。このあと、約1カ月間の縦覧を終えれば、環境影響評価(アセス)手続きが終了する。

 神戸製鋼は兵庫県、神戸市、芦屋市に評価書と要約版を送付。県庁や各市役所などで25日から6月25日まで縦覧する。同期間に神戸製鋼がホームページに掲載する「電子縦覧」( http://www.kobelco.co.jp/assessment/kobe/inspection.html )も実施する。縦覧を終えれば環境アセス手続きは終了することから、神戸製鋼は本格的に発電所の建設に入るとみられる。
 
 発電所は出力65万キロワットの発電機2基を備える計画。2022年までの完成を予定する。

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