神戸港の輸出入総額、13カ月連続で前年比減 円高と消費低迷で・10月

 神戸税関が21日に発表した10月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入の総額は前年同月比17.0%減の6306億円と、13カ月連続で前年同月を下回った。外国為替市場で円高が進んだ影響で円建てでの輸出額が減少したうえ、国内消費の低迷で輸入も引き続きさえなかった。

20161121貿易統計グラフ

 輸出額は前年同期比15.4%減の4098億円だった。輸出品目別では米国や中国向けの有機化合物、台湾や中国向けの科学光学機器などが減少した。半面、米国やロシアなど向けの建設用・鉱山用機械などは増加した。

 輸入額は19.7%減の2208億円だった。減少した輸入品目は、中国からの衣類、ノルウェーやドイツなどからの有機化合物、マレーシアからの家電など。半面、アラブ首長国連邦とオーストラリアからの鉱物性燃料(石油・石炭)などが増加した。

 輸出額と輸入額を差し引きすると、神戸港での輸出超過額は1889億円だった。神戸港の輸出入総額が全国に占める割合(国内シェア)は5.6%と、前月比で0.1ポイント低下した。

 月間の平均為替レートは1ドル=102円40銭と、前年同月の119円98銭に比べ17円58銭(17.2%=IMF方式)の円高・ドル安だった。
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