米マッキンゼーが神戸に教育研修拠点 アジア初、米豪に次ぐ3カ所目

 米コンサル大手のマッキンゼー・アンド・カンパニーが社員向け教育・研修に利用する拠点「ラーニングセンター」を、今秋にも神戸市中央区に開設する。ANAクラウンプラザホテルと直結するオフィスビルに3000平方メートルの場所を確保。5年後には年間で、のべ1万3000人が利用する施設になるという。マッキンゼーのラーニングセンターは米国とオーストラリアに次ぐ3カ所目になり、アジアでは初めて。

 マッキンゼーの神戸進出にあたり、外国・外資系企業の誘致を目的とした賃料補助の適用を予定している神戸市が15日に発表した。中国や東南アジア、インド、欧州などから同社のコンサルタントらが訓練のために集まる施設になる。マッキンゼーはラーニングセンターの開設で、アジアでコンサルの需要が伸びているのに対応するとみられる。

 同センターが入居するANAクラウンプラザホテルは、山陽新幹線の全列車が停車する新神戸駅と歩道橋で結ばれており、国内各地との往復にも便利だ。マッキンゼーは3月1日付で関西オフィス(大阪市中央区)を開設するなど、国内でも関西の拠点を拡充している。

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