兵庫県政150周年の県民連携事業、予算の追加「盛り上がり」次第 知事

20180514井戸兵庫知事定例会見

 兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が公開した動画より)は14日の定例記者会見で、兵庫県政150周年に関連するイベントの開催に50万円を上限として補助金を支払う「県民連携事業」について、補正予算などで予算を追加するかは「どれぐらいの応募があって、県民のみなさんの盛り上がりがあるかによって決めたい」と述べた。兵庫県は2018年予算で、4月23日発表時点で既に400件超、約1億2000万円の補助金支出を決定。当初予算枠の1億5000万円が埋まりつつある。

 県政150年と関係の希薄なイベントにも補助が出ているのではないか、との記者の質問に井戸氏は「希薄という決めつけはおかしいんじゃないですか」と反論した。「150周年の節目を県民とともに祝いながら将来に対して何らかのメッセージを送っていきたい」というのが県民連携事業の趣旨という。イベントの主催者に意欲があれば、内容や形式は「できるだけ各団体の意向に沿って判断すればいい」と説明した。

 県民連携事業については兵庫県の幅広い住民に県政150周年を周知する効果が期待できるとの見方がある一方、財政のばらまきに相当するとの指摘もある。

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