シスメックス、今期純利益8%増の425億円に 16期連続で増配へ

20180509シスメックス決算グラフ

 医療機器のシスメックスは9日、2019年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比8%増の425億円になりそうだと発表した。新興国の市場拡大などで検査機器の販売が伸びるうえ、検査機器が普及した先進国を中心に検査試薬の供給増も寄与する見通し。年間配当は前期比2円増配の68円(うち中間34円)と、16期連続での増配を計画する。

 売上高は10%増の3100億円、営業利益は5%増の620億円を見込む。これまで海外では手薄だった免疫検査分野で攻勢をかける。特に市場が拡大している中国で伸び、今期の収益を押し上げる。予想の前提になる為替レートは1ドル=110円、1ユーロ=130円と前期実績並みを想定した。対ドルでは1円の円安で約6億9000万円、同対ユーロでは約1億4000万円、それぞれ営業利益を押し上げる。

 同時に発表した18年3月期の連結決算は、純利益が前の期比3%減の392億円だった。検査機器や試薬の販売は順調だったが、米税制改正に伴う一時的な繰り延べ税金資産の取り崩しなどにより法人所得税費用が膨らんだ。売上高は13%増の2819億円、営業利益は14%増の590億円だった。

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