政投銀と地域金融機関、神戸電鉄に20億円の協調融資 「BCM」取り組み評価

 財務省傘下の政策金融機関である日本政策投資銀行は27日、同行と地域金融機関10行の協調融資で神戸電鉄に20億円を貸し付けたと発表した。神戸電鉄は調達した資金を、鉄道の施設整備など事業資金に充てる。政投銀は融資の決定に、防災や事業継続への取り組みを評価する「BCM格付け」で神戸電鉄が高い格付けを得たことが寄与したとしている。

 グループ会社を含めた合同訓練の定期的な実施や、列車運行システム(PTC)を分散配備したうえで相互にバックアップできるようにしたことなどを、「BCM格付け」で高く評価したという。神戸電鉄には「防災および事業継続への取り組みが十分」と格付けした。政投銀は今回の融資に、地域の強みや潜在力を生かした成長を後押しする「地域元気プログラム」も適用した。

 協調融資の主幹事(アレンジャー)と事務代行(エージェント)は政投銀が務めた。

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