アジュバン、23年3月期の売上高100億円めざす 自社開発品を投入・中期計画

20180420アジュバン中期計画と決算グラフ

 アジュバンコスメジャパンは20日、2023年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。23年3月期の売上高は100億円と18年3月期(50億円)から倍増させ、売上高営業利益率も前期の9.8%から20%まで引き上げる計画だ。計画期間である5年のうち初めの3年に研究開発費を集中して投入。ヘアケア製品に続き、スキンケアでも自社開発製品を発売して収益を拡大する。

 同社はこれまでメーカーが開発したOEM(他社ブランド生産)の製品を販売してきた。だが研究開発を他社に頼ることで、ライセンスなどの面から中長期的にはコスト高になっていた。このため製品の自社開発をめざし、研究開発人員を積極的に採用。3月にはヘアケアで初の自社開発製品「Re:>>>Class Sシリーズ」の発売にこぎ着けた。今後はスキンケアでも自社開発製品の早期投入をめざす。

 19年3月期の連結業績予想は、純利益が前期比63%減の1億1500万円になる見通し。新製品の投入で増収を見込むが、研究開発の強化に加え、新製品の販促費用で販管費が膨らむ。神戸市中央区のポートアイランドに研究開発施設を新設し、19年春の稼働を計画しているという。販売増に向けて物流体制も強化する予定だ。

 売上高は前期比3%増の52億円、営業利益は54%減の2億2800万円になるとみている。年間配当金は前期据え置きの24円(中間配当なし)を予定する。

 同時に発表した18年2月期の連結決算は、純利益が前の期に比べ6%減の3億1100万円だった。人員増による人件費の増加や物流コストの上昇、研究開発費の増加などで販管費が増えたのが響いた。営業利益は前期比4%減の5億円だった。一方、17年3月期に子会社化したシステム会社の通年寄与やスキンケアの新製品が好調だったことで、売上高は7%増の50億円。創業以来、初めて50億円に到達した。

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