鈴木薄荷、神戸医療産業都市に本社移転 旧鈴木商店の後身会社

 明治から昭和初期にかけて世界的な総合商社だった旧鈴木商店の後身である会社の1つで、天然ハッカ製造の鈴木薄荷(すずきはっか=神戸市灘区)が、ポートアイランドの神戸医療産業都市に本社を移転する。医薬品の材料にもなるハッカの生産能力を増強すると同時に、新本社(完成予想図=神戸市の発表資料より)建設で顧客サービスの向上などにもつなげるという。

20161115鈴木薄荷新本社予想図

 神戸医療産業都市への企業誘致を手がける神戸市が発表した。移転は来年後半になるとみられる。鈴木薄荷は旧鈴木商店のハッカ事業を継承し、1927年に設立された。天然ハッカ原料油からハッカの結晶やハッカ油を製造する。結晶は貼付剤や軟こうの材料になるほか、食品添加物としてキャンディーやガムに、歯磨きや入浴剤などの日用品にと幅広い用途で使われる。

 現在の鈴木薄荷本社は昭和初期に建てられた国の有形文化財だ。鉄筋コンクリート地上3階、地下1階建てで、延べ床面積は約1000平方メートル。当初は牛乳工場として建てられ、同社は1947年に入居したという。和洋折衷の「昭和モダン」の建築として2014年に文化財登録された。

 
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