上組、ミャンマーで港湾ターミナル運営権を取得 来年2月に運営開始へ

20180406上組ティラワ港ターミナル

 港湾運送で国内最大手の上組は6日、ミャンマー最大の都市ヤンゴンから南に約25キロメートルに位置するティラワ港で、コンテナターミナルの運営権を取得したと発表した。ミャンマー港湾公社との間で3月22日に運営権を受け取る契約を結んだ。ヤンゴン港よりも水深があり大型船が着岸できるなど、利便性の高いティラワ港で運営権を取得し、同国での貨物量が増えるのに対応する。

 2019年に2月に運営を開始する。運営するターミナルは第25・26区画の2区画で岸壁の長さは400メートル(イメージ図=上組の発表資料より)。全長200メートルで、2万トンの貨物を積載できる大きさの船まで着岸できる。運営権の取得額は明らかにしていない。同ターミナルの運営は上組にとって、総合物流の「上組EFR」、ティラワ経済特別区の物流会社である「TGL」、ばら積み貨物ターミナルの「IBTT」に続き、ミャンマーで4番目の物流事業になる。

 ヤンゴンで現在の主力港はヤンゴン港だが、ミャンマー経済の拡大によるヤンゴン市内の混雑や貨物量の増加に対応するのを目的に、ヤンゴン川のより下流でティラワ港を整備した。貨物船の航行に潮待ちが不要であるなど地理的な優位性もあり、今後は輸出入の中心がヤンゴン港からティラワ港にシフトするとみられている。

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