和田興産の今期、税引き益7%増に 用地価格と建築費は増加の見通し

20180406和田興産決算グラフ

 和田興産は6日、2019年2月期の単独税引き利益が前期比7%増の17億円になりそうだと発表した。分譲マンションの引き渡し、戸建て住宅販売とも伸びて増収効果が寄与する。用地価格と建築費も増加傾向でやや採算は悪化するが、最終増益は確保。年間配当金は前期比2円増配の32円(中間なし)を予定する。

 売上高は11%増の390億円、営業利益は1%増の33億円を見込む。主力の分譲マンションは17棟が完成し、引き渡し戸数は760戸程度、売上高は15%増の313億円になる見通しだ。戸建て住宅販売は60戸程度の引き渡し、売上高は24%増の22億円を予想する。一方、販管費は3%増の36億円程度、利払いなどの営業外費用は10%減の8億円程度になる見込み。

 同時に発表した18年2月期の単独決算は、税引き利益が前の期に比べ16%増の15億円だった。広告宣伝費などの減額で費用増を抑制し、増収が増益につながった。売上高は12%増の351億円、営業利益は8%増の33億円だった。

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