井戸兵庫知事「TPPの枠組みを前提とした農業改革これからも進めるべき」

20161114井戸知事記者会見
兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が公開した動画より)は14日の定例記者会見で、「TPP(環太平洋経済連携協定)の枠組みを前提とした農業改革はこれからも進めて行くべき」との見方を示した。トランプ次期米大統領の反対で、TPPが発効しない可能性が高まっていることについて記者の質問に答えた。
井戸氏は「TPPの枠組みが発足しないからといって、いつまでも今の農業のあり方で済むのか。生産・流通・消費の全過程で改革が迫られていると思う」と強調した。日本の農産物が海外で高く評価され、むしろ海外で需要が高まっている現状も井戸氏の念頭にあるとみられる。
トランプ氏が米大統領選に当選したことについては、同氏が「大統領就任が決まってから慎重な発言を繰り返している」と指摘。これまでも公約と施策が異なった米大統領が少なくなかったこともあり「見守る必要があると思っている」と述べた。一方で、米大統領選の投開票直後に外国為替相場や株式相場が乱高下したことに「大変びっくりした」とも語った。
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