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日銀短観兵庫、製造業の景況感8期ぶり悪化 非鉄や鉄鋼・化学などが悪化

20180402日銀短観兵庫3月調査

 日銀神戸支店が2日に発表した全国企業短期経済観測調査(短観、3月調査)の兵庫県分では、全産業の業況判断指数(DI)が前回調査から2ポイント悪化のプラス12と、2期ぶりに悪化した。製造業では2ポイント悪化のプラス15と8四半期ぶりに悪化した。資源価格の変動に影響を受けやすい業種で、景況感が悪化したもよう。非製造業は2ポイント改善のプラス11と、2期連続で改善した。

 3カ月程度先の景況感を予想する「先行き」は全産業でプラス10と、「最近」のプラス12から悪化する見通し。「最近」から「先行き」までの変化幅は2ポイントの悪化を見込み、景気の先行きに対しては引き続き慎重な見方が多いことを示した。

 業種別の業況判断DIは「非鉄金属」「金属製品」「鉄鋼」「化学」などで悪化した。一方、「窯業・土石製品」「石油・石炭製品」などが改善した。規模別では、製造業中堅企業のDIが前回比9ポイント悪化のプラス13と、悪化が目立った。

 資金繰り判断DIは大企業がプラス29、中堅企業がプラス18で前回比で改善したのに対し、中小企業はプラス16と高水準ながら前回比2ポイント悪化した。もっとも金融機関の貸出態度は引き続きゆるいと感じている企業は多いようだ。

 製造業の想定為替レートは2017年度下期で1ドル=110円14銭、18年度年間で110円11銭。現在の水準よりも企業は円安を想定している。外国為替相場が現在の水準で推移すれば、輸出採算の悪化などにつながる公算だ。

 今回の日銀短観は兵庫県内の341社が対象。調査対象企業の定期見直しで前回の調査よりも4社増加した。調査対象の見直し後に合わせ、前回調査を再集計したうえで今回調査と比較している。

 同時に発表した管内の金融経済概況では、景気の基調判断を「緩やかに拡大している」との見方を3カ月連続で示した。1月の貸出約定平均金利は前の月に比べて0.003%低い1.221%と、9カ月連続で低下した。

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