神戸医療産業都市推進機構が発足式 本庶理事長「相乗効果で健康長寿都市めざす」

20180402推進機構発足式で本庶氏

 神戸市の外郭団体である先端医療振興財団が4月1日付で改組した神戸医療産業都市推進機構は2日午後、神戸市中央区のポートアイランドにある先端医療センターで発足式を開いた。本庶佑理事長(写真)はあいさつで、神戸医療産業都市には既に340を超す医療関連企業・団体が進出していることなどに触れた。そのうえで「(医療産業の)集積の相乗効果を発揮することにより、新たな医療技術を市民にいち早く提供できる健康長寿都市を実現し、アジアを代表する『メディカルクラスター』として神戸医療産業都市のさらなる発展をめざし、貢献してまいりたい」と抱負を述べた。

 前身の先端医療振興財団は、神戸市の医療産業都市構想を進めるうえで中核的な機関として2000年3月に発足した。ただ神戸市の住民向けに先端医療を提供する機会を設けることも念頭にあり、病院機能も持っていた。振興財団の病院機能を担った先端医療センター病院は17年11月、中央市民病院に統合。神戸医療産業都市の「かじ取り役」としての機能を強化した。発足式は行政や医療・研究機関の関係者ら約50人が出席した。

 神戸市の久元喜造市長もあいさつし、「神戸医療産業都市も成長するに従い、研究機関や大学、病院の間のシナジー(相乗)効果が求めらるようになってきた」と述べ、推進機構が発足する意義を強調した。さらに「神戸医療産業都市が立地するポートアイランドの街づくりについても、より良い形で進めることが必要だ」と、推進機構への期待感を示した。

 推進機構は同日、神戸医療産業都市内の研究成果を事業化する相談窓口や、企業や研究機関の間で情報交換などの窓口になる「KIBCリエゾンオフィス」を、ポートライナーの医療センター駅前に開設。内覧会には久元氏も参加し、本庶氏や推進機構の職員らが同オフィスの機能などを説明した。

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神戸医療産業都市のかじ取り「推進機構」発足 先端医療振興財団を改組 (2018/03/18)

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