新神戸〜神戸空港に直通バス 南北交通を強化、ポートライナー混雑緩和も

20180322直通バスのルート

 神戸市は22日、山陽新幹線の新神戸駅と神戸空港を直通で結ぶ路線バスを4月1日から運転すると発表した。これまで地下鉄と新交通システムのポートライナーを乗り継ぐ必要があった新神戸〜神戸空港間が、乗り換えなしで移動できるようになる。人工島ポートアイランド内の大学に向かう学生らでポートライナーの混雑が慢性化していることもあり、神戸市の久元喜造市長は「大きな荷物を持っている方は、ぜひバスを利用してほしい」と呼びかける。(図はバスが運転するルート=神戸市の発表資料より)

 新神戸駅から神戸空港に向かう便は午前に4便を運行。途中、三宮に停車する。神戸空港に停車した後は、関西国際空港への高速船乗り場まで向かう。一方、神戸空港から新神戸に向かう便は午後に5便を運行する。ノンストップで新神戸に到着した後、三宮に向かう。停留所を設ける場所の制約から、三宮では南行きしか停留所を置けないためだ。

 バスの定員は50人で、全員が着席する。運賃は330円で認可を申請中。新神戸から神戸空港までの所要時間は、日中で37分を予定している。バスの運行は神姫バスが担当する。

 このほか神戸駅南口とポートアイランドを結ぶ路線バスを延伸する形で、神戸駅南口と神戸空港を結ぶ路線バスを新設する。神戸駅発の神戸空港行きが1日5便、神戸空港発の神戸駅行きが同4便を運行する。神戸駅と神戸空港の間で運賃は330円を予定している。

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