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シスメックスなど7社、京大の受託研究会社に出資 京大病院で生体試料を収集

 京都大学とシスメックスなど7社は20日、血液や病気の組織の一部といった生体試料(バイオリソース)を使った研究開発を受託する新会社を設立すると発表した。京都大学医学部付属病院の「クリニカルバイオリソースセンター」から診療情報と結び付いた生体試料の提供を受けることで、研究効率の向上と同時に不要な臨床研究の削減が見込める。一方で、病院とは別の組織として設立する新会社が試料と必要な情報だけを受け取るため、プライバシーなど試料提供者の権利も守られる。

20180320京大と7社の新会社

 新会社の名称は「株式会社KBBM」。Kyoto Bridge for Breakthrough Medicineの頭文字で、「革新的医療の架け橋を京都から」との思いを込めた。シスメックスのほか、みらかホールディングス傘下のエスアールエル、臨床試験(治験)支援のアスクレップ(東京都豊島区)、島津製作所、富士通、SCREENホールディングスが出資。本社は京大の医薬系総合研究棟内(京都市左京区)に置く。(図はシスメックスの発表資料より)

 ヒトに由来する生体資料は京大の医学部付属病院で収集。これを研究に活用する際、試料や情報が適切に管理される仕組みづくりの一環として新会社を設立する。京大とKBBMや同社に参画する企業の間では、情報管理など各種の契約を結ぶ。さらに京大は一般社団法人の「バイオリソース事業ガバナンスホールディングス」を設立し、KBBMの拒否権付種類株を保有。KBBMの事業について倫理面での規律を維持する。

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