2月の神戸港、輸出額が13カ月ぶりマイナス 輸入額は大幅増が継続

20180319貿易統計グラフ

 神戸税関が19日に発表した2月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入の総額は前年同月比0.9%増の7082億円と、13カ月連続で前年同月を上回った。ただ伸び率は1月の14.2%増から大幅に縮小した。輸入額の伸び率は高水準だったが、輸入額が前年同月比9.4%減の4369億円と13カ月ぶりに前年同月比でマイナスだった。

 輸出額を品目別にみると、原動機が29.7%減の220億円、化学光学機器が29.9%減の97億円、重電機器が37.7%減の80億円と減少が目立った。地域別ではアジアが12.7%減の2465億円で13カ月ぶり減少、このうち中国が23.5%減の834億円と減少が目立った。中国向けでは科学光学機器、建設用・鉱山用機械、半導体製造装置などが減少した。米国向けも16.3%減の754億円だった。

 輸入額は前年同月比23.6%増の2713億円だった。品目別では、イタリアからを中心としたタバコが2.2倍の221億円と高水準、非鉄金属も2.0倍の135億円と大きく伸びた。一方、石炭や石油が含まれる鉱物性燃料が19.3%減の57億円と減少した。地域別では衣類などの輸入が大幅に増加した中国が70.1%増の769億円と伸びが目立った。

 月間の平均為替レートは1ドル=109円26銭と、前年同月の113円40銭に比べ4円14銭(3.6%=IMF方式)の円高・ドル安だった。輸出額と輸入額を差し引きすると、神戸港での輸出超過額は前年同月比37.0%減の1657億円だった。神戸港の輸出入総額が全国に占める割合(国内シェア)は5.5%と前月比0.1ポイントで上昇した。

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