石光商事の4〜9月期、1億円の最終赤字 退職給付制度の改定損が重荷

 石光商事が10日に発表した2016年4〜9月期の連結決算は、最終損益が1億1300万円の赤字(前年同期は1億4700万円の黒字)だった。9月1日付で従業員向けに確定拠出年金を導入したため、制度改定に伴う特別損失2億2300万円を計上したのが重荷になった。ただ、関係会社の出資持ち分を高めて受取配当金が増えたこともあり、従来予想である1億4000万円よりも赤字幅が縮小した。

 売上高は前年同期比4%減の187億円、営業利益は2%減の3100万円だった。コーヒー豆は販売数量が大幅に減ったが、濃縮果汁などが下支えして、コーヒー・飲料部門の売上高は8%減の62億円。食品部門はエビやイカなど水産物のほか缶詰の黄桃などが堅調だったが、パスタやオリーブオイルなどイタリアからの輸入食品が競争激化で苦戦し、売上高は1%減の107億円になった。

 17年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益が前期比87%減の5000万円と最終黒字を確保する見込み。中間配当は例年通り実施せず、期末に10円を配当する予定も維持した。

 10日の東京株式市場で石光商事の終値は前日比1円高の317円だった。

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

神戸経済ニュースについて

kobekeizai

Author:kobekeizai
神戸市域の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事が書き下ろしです。詳しくはこちら。

広告

天気予報