シスメックス、「ライフサイエンス」「バイオ診断薬開発」強化 専門部署を新設

 シスメックスは8日、ライフサイエンス(LS)事業の推進や、バイオ診断薬の開発を強化することなどを柱とした4月1日付の機構改革を発表した。手術中にがんのリンパ節転移を診断するシステムの販売などを手掛けるLS事業では、事業戦略の立案から商品の市場導入までを世界的に統括する「LS事業企画部」を新設する。LS営業部は日本・東アジア地域本部からLS事業本部に移管して、販売やサービスを強化する。

 バイオ診断薬の技術開発を強化することを目的に、「バイオ分析技術部」「バイオ生産技術開発部」をバイオ診断薬技術センター内に新設する。バイオ原材料の開発から、これらを使った診断薬の量産が実現するまでの一連の技術開発が円滑に進むようにする考えだ。

 このほか開発部門での技術情報管理や設計業務を担当する「開発推進部」を新設。生産統括本部では、機器や診断薬の特性に合わせた生産・製造技術の開発を強化するため「機器生産技術部」「診断薬診断技術部」をそれぞれ新設する。

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