TOA、宝塚市に新拠点「ナレッジスクエア」建設 研究開発施設を再開発
- 2018/02/15
- 23:57
TOAは宝塚市の研究開発施設を再開発し、新たなビジネスを生み出す拠点になる「ナレッジスクエア」(完成予想図=TOAの発表資料より)を建設すると発表した。3月1日に着工し、2020年12月の完成を予定する。施設内には見学ルートや、顧客向けのプレゼンテーション室なども設置。開発担当者らの執務室もガラス張りにし、ユーザーや顧客との「つながりの場」にする考えだ。
再開発するのは、現在は研究開発部門が使用している宝塚事業場。約2万1000平方メートルの敷地内に新施設のナレッジスクエアを建設する。5階建てで延べ床面積7500平方メートルのビルに、開発担当者らの執務室や実験設備などを備える。開発拠点ながら顧客らも訪れる施設にすることで、顧客の課題や視点を、開発担当者も共有できるようにするのがねらい。
建屋のデザインは、音響機器メーカーであることを反映。音の疎密波を模式的に示した縦じまの模様を壁面に描く。緑化帯や庭園も整備して、住宅が多い周辺の環境にも配慮する。設計は三菱地所設計(東京都千代田区)、施工は竹中工務店が担当する。投資額は明らかにしていない。
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