ケンコーマヨ、売上高3%増に下方修正 昨秋の天候不順など影響
- 2018/02/12
- 21:55
ケンコーマヨネーズは9日、2018年3月期の連結売上高が前期比3%増の727億円になりそうだと発表した。従来予想の750億円から下方修正した。17年の夏から秋にかけて雨天が長引くなど天候不順を受けて、サラダの卸売先である小売店などで客数が減少した影響などで、販売が当初の想定を下回る見通しになった。
一方で営業利益は2%増の40億円、純利益は微増の28億円になる見通しを据え置いた。販売数量は減少したが販売価格の維持に注力したことなどで、利益は従来予想の水準を確保できる見込みとしている。期末配当を19円(年37円配)にする予定も維持した。
同時に発表した17年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比5%減の23億円だった。馬鈴薯など野菜類の価格が大幅に上昇した影響を受けた。営業利益は3%減の34億円だった。一方、売上高は前期比3%増の558億円と伸びた。
- 関連記事
-
- トリドールの4〜12月期、純利益15%減 増収も販管費が増加 (2018/02/13)
- バンドーの4〜12月期、純利益4%増 川西倉は創業100周年で記念配 (2018/02/13)
- ケンコーマヨ、売上高3%増に下方修正 昨秋の天候不順など影響 (2018/02/12)
- 石光商事の4〜12月期、純利益2.3倍 キムラタンは株主優待を変更 (2018/02/12)
- ノザワの4〜12月期、純利益12%減 販売減と原材料価格の上昇で (2018/02/10)
広告
chevron_left
7〜9月期の兵庫県GDP0.3%増 個人消費が5四半期連続で増加 home
フジッコ、「ふじっ子煮」シリーズなど実質値上げ 北海道産昆布の価格上昇
chevron_right