ボーイング「777X」向け初出荷が相次ぐ 川重が胴体パネルなど

20170207川重777X向けパネル初出荷式

 米航空機大手ボーイングが開発している次期主力大型機「777X」向けに、国内メーカーの分担製造品の初出荷が相次いでいる。川崎重工業は6日、初号機向けの胴体パネル納入式を名古屋第一工場(愛知県弥富市、写真=川重の発表資料より)で開催したと発表した。三菱重工業は7日、後部胴体パネル初出荷の記念式典を広島製作所江波工場(広島市中区)で開催した。

 川重は777Xのうち前部・中部の胴体パネル、主脚格納部、後部圧力隔壁、貨物扉の製造を分担している。このうち今回は胴体パネルを出荷。777X向け胴体パネルとしては国内初の出荷になった。川重は胴体パネルの工場建設にあたり、ドリルロボットやオートリベッター(自動打びょう機)などを新たに開発。最先端の画像認識技術や制御技術に川重独自の生産ノウハウを投入して、効率化を徹底した。

 三菱重は後部・尾部の胴体パネルと乗降扉の製造を担当。後部パネルを7日に初出荷した。鉄構工場だった場所を改修して自動化ラインを導入した。現行の777型機向けに製造した際は工程が複数の工場にまたがっていたが、今回を機に集約して製造にかかる時間を短縮できた。

 各社の分担製造品は今後、米シアトル近郊にあるボーイングの工場に集め、777Xを組み立てる。初号期の航空会社への引き渡しは2020年を予定している。

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