11月の兵庫県一致指数、2カ月連続で改善 基調判断は「悪化」据え置き

 兵庫県が31日に発表した2017年11月の景気動向指数(兵庫CI、2010年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比1.9ポイント上昇の111.1と、2カ月連続で改善した。実質百貨店販売額や着工建築物床面積の増加などが寄与した。一致指数の動きのみから判断する景気の基調判断は「悪化を示している」との見方を据え置いた。

 数カ月先の景気を示す先行指数は前月比0.6ポイント低下の102.3と、2カ月ぶりに悪化した。日経商品指数(42種)の下落や、企業倒産件数の増加などが響いた。

 内閣府は24日に11月の全国の景気動向指数(CI、2010年=100)改定値を発表。景気の現状を示す一致指数は前月比1.5ポイント改善の118.1と、2カ月連続で改善した。内閣府は国内景気について「改善を示している」との基調判断を据え置いた。

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

カレンダー

03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

広告

★神戸経済ニュースからのお知らせ

広告