神鋼鋼線ステンレスがJIS再取得 16年に偽装発覚、ばね用ステンレス鋼線

 神戸製鋼所は23日、同社のグループ会社で、東証2部に上場する神鋼鋼線工業の完全子会社である神鋼鋼線ステンレス(大阪府泉佐野市)が同日付で日本工業規格(JIS)の認証を再取得したと発表した。神鋼鋼線ステンレスは2016年に、ばね用ステンレス製品の一部で強度を偽装していたことが発覚。16年6月10日付でJIS規格の認証が取り消されていた。

 神鋼鋼線ステンレスはJISが取り消された後、検査データの自動取り込み化、作業標準の整備、品質保証機能を独立させるといった再発防止策を立て、品質管理の体制を強化。認証機関が品質管理体制が整ったと判断した。認証機関の日本検査キューエイ(JICQA)が認証審査を担当した。

 神戸製鋼は同時に、加古川製鉄所(加古川市)や神戸製鉄所など6拠点でJIS認証の維持が決まったと発表した。JICQAが審査を担当した。昨年発覚した検査データ偽装問題をきっかけに、神戸製鋼やグループ会社が受けていたJIS認証の再審査で、既に終了した再審査と合わせて20拠点すべての再審査が終了。今回JISを再取得した神鋼鋼線ステンレスを含め、アルミ・銅部門以外の15拠点では、すべて認証が継続された。

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