G-7ホールディングス、バイク王と資本業務提携 バイク販売や店舗併設など

 G-7ホールディングスは8日、東証2部上場のバイク王&カンパニーと資本業務提携すると発表した。業務面ではG-7が展開するバイク用品店を通じてバイク王が取り扱う中古バイクを販売したり、中古バイクを買い取ったりできるようにするほか、既に一部で実施している店舗の併設を拡大する方針という。これを機にG-7はバイク王の株式15万株(発行済み株式数の0.98%)を引き受ける。

 G-7は自動車用品店「オートバックス」や、食品卸売の「業務スーパー」を加盟者として展開するのが主力。一方で、自社のブランド「バイクワールド」でバイク用品店を全国12店舗展開している。バイクワールドでこれまで扱っていなかったバイク本体を、バイク王との協業で売買できるようになる。このほか情報共有や人材交流も進める計画としている。

 G-7はバイク王が保有する自社株の第三者割当処分に応じる形で、バイク王の株式を取得する。取得額は3200万円強になる見込み。25日付で買い取る予定だ。G-7は今回の資本業務提携に伴う2017年3月期の業績への影響は軽微としており、これを理由にした業績予想の見直しは実施しないもよう。

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