住友ゴム、「ダンロップ」の空気入りタイヤ130周年で記念ロゴ

20180114住友ゴム130年記念ロゴ

 住友ゴム工業は、タイヤブランド「ダンロップ」で130周年の記念ロゴ(図=住友ゴムの発表資料より)を制作したと発表した。1888年にアイルランドに住む獣医師、J・B・ダンロップが息子の3輪車のために世界で初めて空気入りタイヤを実現してから今年で130年になるという。記念ロゴを記念行事や宣伝広告などに活用し、国内外でタイヤブランドとしての「ダンロップ」を一段と定着させる狙いとみられる。

 住友グループは1909年に英ダンロップの工場を神戸市に誘致し、住友ゴムの前身である「神戸ダンロップ護謨」を設立。その後、経営危機に陥った英ダンロップ社を1986年に買収した経緯もあり、住友ゴムは「ダンロップ」ブランドでタイヤ事業やスポーツ用品事業などを展開している。

 99年から2015年に米グッドイヤー社との提携した影響で、欧州と米国の日本車以外の新車向けなどは米グッドイヤーが「ダンロップ」の商標権を持つ。ただタイヤの需要が大幅に伸びる地域が欧米から新興国に移っており、そうした地域では住友ゴムが「ダンロップ」の商標権を握る。

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