ドーンの6〜11月期、最終赤字200万円 クラウド利用料収入は増加

20180111ドーン決算グラフ

 ドーンが11日に発表した2017年6〜11月期の単独決算は、最終損益が200万円の赤字(前年同期は700万円の黒字)だった。「NET119緊急通報システム」など防災関連のクラウドシステムの利用料収入は増加したが、受託開発の納期が12月以降に集中しており収益に計上する案件が少なかったという。

 売上高は前年同期比4%減の2億7300万円、営業損益は400万円の赤字(前年同期は700万円の黒字)だった。引き続き自治体向けに防犯・防災システムの販売や、システム受託開発の獲得を進めた。同社は顧客の決算期末である3月に収益への計上が集中しやすい。

 18年5月期の単独業績予想は据え置いた。税引き利益は前期比17%増の1億400万円になる見通し。期末配当金を4円50銭とする配当計画も据え置いた。

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