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11月の神戸港、輸出入総額は前年比16.2%増 円安が輸出を押し上げ

20171218貿易統計グラフ

 神戸税関が18日に発表した11月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入の総額は前年同月比16.2%増の7946億円と、10カ月連続で前年同月を上回った。輸出入とも大幅に増加したが、月間の輸出額が5000億円を超えたのは3月(5271億円)以来8カ月ぶり。国内外の景気回復で貿易が活発になったうえ、円相場の下落で貿易金額が膨らんだ。

 月間の平均為替レートは1ドル=113円54銭と、前年同月の104円94銭に比べ8円60銭(7.6%=IMF方式)の円安・ドル高だった。米国で金利上昇期待が浮上したことなどを背景に、前月と比べても円安・ドル高が進行。特に輸出の追い風になったとみられる。

 輸出額は前年同月比18.6%増の5055億円だった。品目別では米国向けや欧州向けなどの電池が前年比2倍の186億円と伸び、11月としては過去最高を記録した。このほか建設用・鉱山用機械(309億円)、自動車の部分品(144億円)が11月としての過去最高を記録した。農薬や化学薬品などを指す有機化合物も156億円と伸びが目立った。

 輸入額は12.2%像の2890億円。品目別では、非鉄金属と医薬品が11月としての過去最高を記録。加熱式たばこの人気もあって、「たばこ」が33.2%増の140億円と急増した。地域別では中国を含むアジアからの輸入が1539億円と、11月としては過去最高になった。

 輸出額と輸入額を差し引きすると、神戸港での輸出超過額は前年同月比28.5%増の2164億円だった。神戸港の輸出入総額が全国に占める割合(国内シェア)は5.8%と前月比で横ばい。

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