神戸観光局、設立総会を20日開催 尾山会長が基本方針を発表

 神戸市の外郭団体である神戸国際観光コンベンション協会を改組して20日付で設立する「神戸観光局」は、同日午後に設立総会を開催する。会長に就任する尾山基アシックス会長兼社長CEO(最高経営責任者)が基本方針を発表する。従来の観光や会議などの誘致に加え、神戸市の観光部門の一部を移管して新たな観光資源の開発なども手掛ける体制が整う。

 2019年のラグビーW杯、20年の東京五輪・パラリンピック、21年の関西ワールドマスターズゲームズと国際的なスポーツ大会が日本で相次ぐ「ゴールデン・スポーツイヤーズ」を控え、神戸市や近隣市町とも連携する。市場調査に基づく誘客計画を立てて、宿泊者や来訪者の増加を目指す。

 神戸観光局は、神戸国際観光コンベンション協会と同じ一般財団法人の形態を取り、最終的な意思決定は評議員会になる。ただ会長の設置や、外部アドバイザーの起用のほか、従来の賛助会員だけでなく地元のスポーツ・文化関係者や近隣市町なども含めた幅広い「DMO会員」を募る計画だ。

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