カナダの4人が神戸製鋼に賠償請求 「データ改ざんで損失」

 神戸製鋼所は8日、カナダの消費者4人からデータ改ざん問題で損失を受けたなどとして訴訟を提起されたと発表した。4人は、データ改ざんがあった神戸製鋼の部品を使用した自動車を購入した。自動車メーカーが求めた仕様に適合した部品を使った自動車に比べて、不当に高い価格で自動車を購入することになったという。

 原告は消費者はカナダ・ブリティッシュコロンビア州の3人と同オンタリオ州の1人。原告は損害賠償などを請求すると同時に、この訴訟を集団訴訟にすることを求めている。一方で、請求額などについては訴状で明らかにしていない。

 神戸製鋼は11月25〜28日に裁判所が運営するウェブサイトに訴状が掲示されたのを認識したが、各州の制度で訴状が掲示されたことの意義を確認するのに手間取ったとしている。訴状は神戸製鋼に現時点で送付されておらず、訴訟の手続きは始まっていないと認識している。一方、「本件訴訟と同種の訴訟が提起される可能性があります」とも注意喚起している。

 同時に、品質データ改ざんがあった不正な製品の出荷先のべ525社のうち、8日時点で何らかの形で安全性を確認した出荷先が全体の94%に相当する496社になったと発表した。前回発表した1日時点の487社(93%)から新たに9社で安全性を確認できた。

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