神戸市、リアルワールドゲームスなど採用 「Urban Innovation Kobe」

20171129神戸市役所1号館

 神戸市は29日、地域・行政の課題にIT(情報技術)を活用する起業家や起業家候補者(スタートアップ)と共同で取り組む「Urban Innovation Kobe(アーバン・イノベーション神戸)」で共同企画するチームが決まったと発表した。神戸市が提示した課題に対して応募があった22チームのうち、シンプルアプリ(石橋慶洋氏ら)と、リアルワールドゲームス(東京都中央区、清古貴史社長)を採用する。このほか別のチームも現在選考中という。(写真は神戸市役所)

 シンプルアプリは「本当に必要な救急要請に応えられる仕組みづくり」に神戸市消防局と共同で取り組む。増え続ける救急出動件数のうち、緊急度が低い患者や、病院に行く手段がないため救急車を要請する場合に、民間の搬送サービスなど救急車以外のサービスを使いやすくする。5件あった応募の中から選ばれた。

 リアルワールドゲームスは「意識せずに健康行動が習慣化される仕掛けづくり」に神戸市保健福祉局とともに取り組む。リアルワールドゲーム(位置情報ゲーム)を使い、街をゲーム盤にして公園やアートなどを歩いて巡ることで、楽しみながら運動するよう促す。応募した17件の中から選ばれた。両チームとも25日に開いた最終審査会を通過した。

 さらに神戸市が示していない行政・地域課題の解決策を提案したチームについて選考を進めており、決まり次第発表する。今後は2018年2月下旬をめどにアプリやシステムの開発を進め、同3月から試験導入や実証実験に移る計画だ。6月ごろには今回開発した仕組みを、他都市などへの導入に向けて事業展開するにあたり投融資を募る「デモデイ」を開催する方針という。

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