川重、「自律型無人潜水機」の実証実験に成功 英スコットランドで

20171123川重の自律型無人潜水機

 川崎重工業は自律型無人潜水機(AUV、写真=川重の発表資料より)の実証実験に成功したと発表した。AUVは自ら状況を判断して航行する潜水艦型のロボットで、海底に敷設したの石油やガスのパイプライン向けに管理や保守への需要が見込まれる。実証実験は11月6〜20日に、英スコットランドのハイランド地方フォートウィリアムにある海上試験場(The Underwater Center)で実施した。

 試験場にAUVの試作機と充電ステーションを持ち込み、海中での水中ステーションとの自動ドッキングや非接触充電、大容量光通信などが可能であることを確認した。実証実験の期間中には、複数の石油世界大手や水中機器の運用会社、関係領域の研究者ら、川重のAUV開発に関心を持つ関係者向けにもAUVの運航を実演した。

 現在の主流であるケーブルが付いた遠隔操作型の無人潜水機と異なり、母船に特殊な機材や専任の操作担当者が要らなくなる。水中での作業時間を長くできるうえ、船員の負担軽減にもなると期待されている。「海洋資源開発関連事業」として国土交通省の補助金事業。川重は2021年3月期の発売をめざす。

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