六甲バターの1〜9月期、税引き益74%増 原料チーズの国際価格が下落

 六甲バターが4日発表した2016年1〜9月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比74%増の24億円だった。国内で家庭用チーズ製品の販売が好調に推移した増収効果に加え、原料チーズの国際価格が下落したことで採算が改善した。植物油脂を主原料とした安価なアナログチーズも伸びた。

 売上高は5%増の343億円、営業利益は80%増の36億円だった。売上高の内訳はチーズ部門が326億円、ナッツ部門が6億5200万円、チョコレート部門8億9600万円、その他が1億円だった。営業外損益では、為替差損1億円強を計上した。円高で外貨建て預金など海外資産が目減りしたとみられるが、これを上回る円高メリットを仕入れ価格の下落で受けた形だ。

 16年12月期の単独業績予想は従来予想を据え置いた。税引き利益は前期比62%増の31億円を見込む。同社は最近の業績について「おおむね計画通りに進捗している」(発表資料)とみている。1〜6月期の決算を発表した8月5日には今期の業績予想を上方修正していた。

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