神戸製鋼、三菱重工の小型溶接ロボット事業を統合 溶接ロボで品ぞろえ強化
- 2017/11/21
- 18:30
神戸製鋼所は21日、同社の完全子会社であるコベルコロボットサービス(神奈川県藤沢市)が、三菱重工業の完全子会社であるMHIソリューションテクノロジーズ(広島市西区)の「小型可搬型溶接ロボット」事業を12月1日付で引き継ぐと発表した。同事業は引き続きMHIソリューションの長崎支社がある長崎市を拠点に展開する。コベルコロボットサービスは同日付で「コベルコROBOTiX(ロボティクス)」に社名変更し、小型可搬型溶接ロボットの事業は同社の第2事業部として統合する。
コベルコロボが引き継ぐのは、本体が約6キログラムで人が持ち運べる重量の溶接ロボットの「石松」シリーズ(写真=神戸製鋼の発表資料より)。建築鉄骨や造船、橋梁などでの溶接を目的に、すでに多くの販売実績がある。コベルコロボにとっては、現在販売している固定式の溶接ロボットに加えて品ぞろえの強化になる。顧客に対して多様な溶接自動化を提案できるようになる。神戸製鋼が事業を引き継ぐ対価などについては、明らかにしていない。
コベルコロボが引き継ぐのは、本体が約6キログラムで人が持ち運べる重量の溶接ロボットの「石松」シリーズ(写真=神戸製鋼の発表資料より)。建築鉄骨や造船、橋梁などでの溶接を目的に、すでに多くの販売実績がある。コベルコロボにとっては、現在販売している固定式の溶接ロボットに加えて品ぞろえの強化になる。顧客に対して多様な溶接自動化を提案できるようになる。神戸製鋼が事業を引き継ぐ対価などについては、明らかにしていない。
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