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宮崎カーフェリー、政府系ファンドが再生支援 宮崎-神戸の運航維持

20171121みやざきエキスプレス

 政府系ファンドの地域活性化支援機構(REVIC)は、宮崎港(宮崎市)と神戸港のカーフェリー(写真=資料)を運航する宮崎カーフェリー(宮崎市)と船舶保有会社の宮崎船舶(同)の再生支援を決めたと20日に発表した。同機構や宮崎市の地元企業などが新会社を設立。新会社に事業を移して再生する計画だ。宮崎-神戸の航路を維持することで宮崎県の経済や、雇用の維持などに寄与すると判断した。

 新会社はカーフェリーの運航を引き継ぐほか、宮崎船舶から船舶の譲渡も受ける。そのうえで運賃の適正化や稼働率の改善、システムの導入による生産性向上、内部統制などの強化、同業他社との業務提携などに取り組む。機構は1億円を新会社に出資して8.3%を保有する株主になるほか、役員の派遣を予定しているという。

 宮崎カーフェリーは、経営破綻した旧マリンエキスプレスから事業を引き継ぐ目的にで2004年設立。マリンエキスプレスから債務も引き継いだため、当初から経営が厳しかったという。その後の燃料高や高速道路料金の引き下げ、東九州自動車道の開通などが逆風になった。14年から関西側の発着港を大阪南港から神戸港に変更するなど経営改善に取り組んだが、成果が上がらなかった。

 帝国データバンクの倒産速報によると負債総額は2社合計で約80億円。金融機関から債務免除を受けるため、2社は特別清算を申請する計画としている。

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