六甲バタが今期予想を上方修正、山陽電なども キムラタンは予想を取り下げ
- 2017/11/12
- 22:11
六甲バターは10日に発表した2017年1〜9月期の単独決算と同時に、17年12月期の業績予想を上方修正した。税引き利益は前期比11%減の30億円になる見通しだ。従来予想は27億円だった。家庭用チーズ製品の販売が好調で、当初の想定を上回る見込みだ。当初の予想よりも外国為替相場が円高で推移していることも、原材料コストの抑制につながっているという。
山陽電気鉄道は18年3月期の連結純利益が前期比2%増の21億5600万円になる見通しだ。従来予想の21億3000万円から小幅に上方修正した。不動産事業が増収増益だったほか、運輸業での営業収益が4〜9月期に増加したことなどが寄与する見込み。
川西倉庫は18年3月期の連結純利益が前期比78%増の6億6000万円になりそうだと発表した。従来予想の3億5000万円から大幅な上方修正。4〜9月期に投資有価証券売却益4億円を計上したことに加え、受取配当金の増加も寄与する。特別利益と営業外収益が上振れの要因のため、売上高と営業利益の通期予想は据え置いた。
一方、キムラタンは2018年3月期の業績予想を取り下げた。経営計画を抜本的に見直すためとしている。17年4〜9月期の連結最終損益は2億3000万円の赤字(前年同期は2億4700万円の赤字)だった。8月4日の17年4〜6月期決算発表時には、4〜9月期の最終赤字が1億円にとどまると見込んでいた。
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