TOAの4〜9月期、純利益85%増 国内セキュリティは販売減
- 2017/11/03
- 00:38
TOAが2日に発表した2017年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比85%増の4億2600万円だった。従来予想の3億5000万円を上回った。わずかに減収だったが、原価率の改善や販管費の抑制に加え、為替差損が減少したことなどが寄与して大幅増益になった。中間配当は従来予定通り、前年同期据え置きの10円とした。
売上高は1%減の192億円、営業利益は15%増の8億5300万円になった。従来予想は203億円、7億5000万円。国内売上高は4%減の112億円にとどまった。自治体向けの防災用スリムスピーカーや商業施設向け放送設備は伸びたが、セキュリティ商品の販売が減少した。海外は大口案件が減少した中国を除いて増収増益だった。
2017年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は引き続き前期比29%増の22億5000万円を見込む。期末配当は、記念配当をなくし前年同期比2円減配の10円を予定する。
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