川重の今期、純利益45%増の380億円に上方修正 為替前提を円安方向に見直し

20171027川重決算グラフ

 川崎重工業は27日、2018年3月期の連結純利益が前期比45%増の380億円になりそうだと発表した。従来予想の360億円から上方修正し、増益幅が拡大する。航空宇宙事業や精密機器事業が従来の想定を上回ると見込むうえ、業績予想の前提になる為替レートを1ドル=110円、1ユーロ=130円(従来は108円、114円)と円安方向に見直したことが寄与する。

 売上高は5%増の1兆5900億円、営業利益は35%増の620億円になる見通し。従来予想は1兆5550億円、580億円だった。航空宇宙事業では民間航空機向けの分担製造品が増加、精密機械事業では建設機械市場向けの油圧機器が増加する見通し。船舶海洋事業でLNG運搬船の納期とコストを見直したことによる採算悪化を吸収する。

 期末配当金は30円の予定を維持した。

 同時に発表した17年4〜9月期の連結決算は、最終損益が108億円の黒字(前年同期は2億4200万円の赤字)だった。精密機器の増益や船舶海洋での収益改善が寄与した。売上高は2%増の7097億円、営業利益は90%増の161億円だった。

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