フェリシモ、新港第1突堤の基部に新本社建設 総事業費45億円

 通信販売のフェリシモは26日、かつて港湾施設が立ち並ぶ倉庫街だった神戸港の新港第1突堤の基部(神戸市中央区新港町)に新本社ビルを建設すると発表した。地上9階建てのビルを建設する予定で、広さ2230平方メートルの土地を第1突堤基部の再開発を手がける住友不動産から2018年3月に取得する。総投資額は45億円を見込む。19年6月にも着工し、20年9月から新本社での業務を開始する計画だ。

 優秀なクリエイターなどの人材が集まる場所を作ることで、さまざまな価値観が交差し、独自性の高い新商品やサービスなどを生み出す拠点するのがねらい。環境や景観に配慮した新社屋にすることで、固定費になる維持費をできる限り圧縮したい考えだ。新本社が完成する20年は、フェリシモが神戸市に移転してから25年の節目にもなる。

 土地取得やビル建設にかかる費用は自己資金を充てる。同社の現預金は190億円(8月末時点)と潤沢だ。新本社の建設による18年2月期の収益への影響は軽微としている。

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