兵庫区に神戸市初の水素ステーション エア・リキードが建設、神戸市と国が補助金

20161101水素ステーション完成予想図

 神戸市は1日、燃料電池車(FCV)に燃料である水素を供給する「水素ステーション」が2017年3月に兵庫区で開業すると発表した(完成予想図=神戸市の発表資料より)。同日午後に久元喜造神戸市長と、水素ステーションを建設する日本エア・リキード(東京都港区)の矢原史朗・最高経営責任者(CEO)、ステーションを運営する丸井商会(大阪市西区)の丸井茂嗣代表取締役らが記者会見して発表した。

 通常の水素ステーションのおよそ6割である約300平方メートルの敷地に建設する。矢原CEOは「土地の確保が難しい都市部に建設する水素ステーションのモデルになる」との見通しを示した。建設費は4〜5億円が見込まれているという。費用はエア・リキードが拠出するが、このうち2億5000万円が国の補助。さらに神戸市が5000万円の補助金を上乗せする予定だ。矢原氏はステーションの稼働見込みについて「1日20台を目指したい」と述べた。

 水素は次世代エネルギーの有力候補であり、環境面でも温暖化ガス排出抑制に貢献するとして、神戸市は「水素スマートシティ神戸構想」を掲げる。神戸市もトヨタ自動車のFCV1台を所有することから、久元氏は「水素ステーションを誘致したいと水面下で働きかけていた」と説明。これが補助金によって実現した形だ。久元氏は「神戸市内でのFCV普及に弾みが付く」との期待も述べた。神戸市内には現在、市が保有する1台も含め8台のFCVがあるという。 
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