フジッコの4〜9月期、純利益16%減 総菜やヨーグルトは好調

 フジッコが10月31日に発表した2016年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比16%減の16億円だった。前年同期に投資有価証券売却益3億5600万円を計上した反動で最終減益になった。今回は1億500万円の株式評価損を計上したことも響いた。前期据え置きの年34円(うち中間17円)とする配当計画は維持した。

 売上高は2%増の292億円、営業利益は1%増の24億円だった。少量タイプの包装総菜である「おかず畑ミニ」シリーズが好調で総菜製品が好調だったほか、「カスピ海ヨーグルト」シリーズやサプリメントの「善玉菌のチカラ」が好調だったヨーグルト製品が伸びた。豆製品も堅調で、昆布製品の苦戦を補った。

 2017年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比6%減の37億円になる見通し。総菜類などが伸びて売上高は4%増の613億円、営業利益は3%増の51億円をそれぞれ見込む。
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