神戸製鋼、鉄粉と成分検査でもデータ改ざん 不動産子会社の売却は否定

 神戸製鋼所は11日、同社の高砂製作所(高砂市)で製造した粉末冶金用の鉄粉製品でも、データを書き換えていたと発表した。顧客との間で決めた「圧粉体密度」を外れた製品でも、規格内として販売していた。加えて子会社のコベルコ技研では、液晶や光ディスクに使うターゲット材の検査をしていなかったり、検査結果を書き直したりしていた。鉄粉の顧客は1社、ターゲット材は70社に販売した。

 神戸製鋼は8日にアルミ製品と銅製品で、品質データの改ざんがあったと発表。同様の改ざんが他にもないかグループ各社で調べていた。品質データ改ざん問題での業績への影響は現時点では不明としている。

 一方、11日付の日本経済新聞朝刊が報じた不動産子会社「神鋼不動産」の売却については「報道されているような事実はございません」(発表資料)と否定した。

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