神戸市長選が告示、4候補が第一声 新人3候補は政務活動費問題を批判

20170928神戸市長選アイコン

 神戸市長選が告示された8日、立候補した4氏が選挙運動を開始した。午前9時、新人で元神戸市議の光田あまね氏(40、維新推薦)はJR元町駅(神戸市中央区)の北側にある選挙事務所前で出陣式を兼ねた第一声で、「神戸は本当に堕落している」と神戸市政を批判した。政務活動費を巡り市議4人が辞職し、3人が刑事告訴された事態を取り上げ「政務活動費7000万円近くが議員のポケットに入る事態を許してはいけない」と市政の転換を訴えた。大阪市の吉村洋文市長が応援演説に立ち、港湾運営などでの連携などについて語った。

 午前9時半、三宮本通(神戸市中央区)商店街東の、みずほ銀行神戸支店前では新人で前加西市長の中川暢三氏(61)が第一声。政務活動費問題のほか、港島自治連合協議会に対する不適切な補助金の問題などを挙げ「議会によるガバナンスも、行政によるマネジメントもできていない」と批判し、同じく市政の転換を訴えた。同氏は7月2日に投開票した兵庫県知事選にも立候補したが「私が何度も選挙に出られるのは、選挙にお金をかけないから」などと説明した。

 同じく午前9時半に、新人で共産党兵庫県委員会委員長の松田隆彦氏(58、共産推薦)がJR元町駅東口の南側で第一声をあげた。政務活動費を巡る行政の対応を改めて批判。辞職した自民系市議を「市は刑事告訴すべきだ」と訴えた。加えて、現職の久元喜造氏(63、自民、公明、民進推薦)が見送った「中学卒業までの子供医療費無料化」を「実行する」と主張した。応援には新社会党のあわはら富夫市議も立ち、連携を強調した。

 現職で2期目に挑戦する久元氏の第一声は午前10時半から大丸神戸店(神戸市中央区)前のスクランブル交差点だった。久元氏は政務活動費の問題への批判の高まりを意識したうえで、今回の選挙戦の争点について、将来へ向けた神戸の変化を続けるのか、不毛な政争に明け暮れるのかの選択である、と反論。神戸空港の運営権売却などの1期目の実績から「神戸経済を活性化させ好循環を」と強調した。兵庫県の井戸敏三知事らが応援演説に立った。

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