神明、元気寿司とスシローの経営統合で協議開始 英ペルミラ系から株取得

 コメ卸国内最大手の神明(神戸市中央区)は29日、英投資会社のペルミラ系ファンドから東証1部上場のスシローグローバルホールディングスの株式を約33%取得すると発表した。1株4000円で取得額は約380億円になる。同業で神明の子会社である元気寿司とスシローは、今後経営統合の協議に入ることでも合意。まずは原材料の共同調達や海外出店のノウハウ共有などで業務提携する。

 神明から1人、スシローから2人、元気寿司から1人の4人で構成する統合準備委員会を設置。統合に必要な情報を検討するほか、統合前は業務提携の内容などを協議する。業務提携の具体的な内容は現時点で決まっていない。一方、神明によるスシロー株の取得後は、神明がスシローに常勤と非常勤の取締役それぞれ1人ずつを推薦する権利を持つという。

 スシローは約480店舗のうちほとんどが国内にある。一方、元気寿司は国内外それぞれに約150店の店舗があり、2019年3月末には海外250店、国内200店が目標だ。海外店舗の運営に関するノウハウを共有し、スシローの海外進出を加速させるねらいもあるとみられる。

 29日朝に報道されたことで、同日の東京株式市場でスシロー株、元気寿司株はそろって大幅高だった。

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