川重、長いアームの駆動が速い産業用ロボット 食品業界など対応

20170927川重産業用ロボット

 川崎重工業は最大7キログラムの物を持ち上げられる6軸の垂直多関節ロボット「RS007N」(写真左=川重の発表資料より)「RS007L」(同右)を10月1日から順次発売すると発表した。広い動作範囲と速いアームの動きを備え、さまざまな作業をこなすことができる。これまでロボットを導入してきた分野に加え、電気・電子分野や食品業界向けの需要に対応した。

 これまで人手で行ってきた作業を機械に置き換えるケースを想定。RS007Nは730ミリメートル、RS007Lは930ミリメートルと広い範囲にアームが届き、幅広い分野で作業をロボットに置き換えることができる。さらにアームの構造見直しと本体の軽量化で、動作速度が向上。作業時間の短縮にも寄与する。

 ロボットのアームには画像用ケーブルやエアー配管などを内蔵することができ、狭い空間でも設置しやすい。床置きするほか、天井から吊るす形で取り付けることもできる。重量はRS007Nが35キログラム、RS007Lが36キログラム。国内販売価格(メーカー希望小売り価格)はそれぞれ税別、オプション代別で265万円、275万円とした。

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